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公益社団法人 日本鍼灸師会

会報 第131号 2019年夏号

目次

令和元年度定時会員総会を終えて・・・・・・・・・・・・会 長 安田政寛  3

令和を迎え・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・副会長 大窪隆人  4

ご挨拶・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・副会長 有賀大祐  4

理事就任挨拶と会務報告・・・・・・・・・・・・・・・総務部長 工藤 恒  5

経理部・事務局より・・・・・・・・・・・・経理部長、事務局長 唐澤冨美子 8

保険部より・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・保険部長 山崎米昭  8

組織部より・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・組織部長 横矢直之  9

広報普及部より・・・・・・・・・・・・・・・・・広報普及部長 上條弘明  9

厚生共済部より・・・・・・・・・・・・・・・・・厚生共済部長 小野強次 10

危機管理委員会より・・・・・・・・・・・・・・危機管理委員長 今村頌平 10

青年部長を拝命して・・・・・・・・・・・・・・・・・青年部長 新井孝士 11

IT部長就任のあいさつ・・・・・・・・・・・・・・・IT部長 風間祐二 11

新理事就任のあいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・学術部長 今村頌平 11

新理事就任のあいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・理事 西尾稔樹 12

新理事就任のあいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・理事 加藤 傑 12

新理事就任のあいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・理事 吉澤孔明 12

選挙管理委員長就任のあいさつ・・・・・・・・・選挙管理委員長 大村陽次 12

理事を退職して・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・監事 岡島靖典 13

新しく監事となりました・・・・・・・・・・・・・・・・・監事 塩澤康一 14

監事退任のあいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・前監事 林 敏雄 14

監事退任のあいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・前監事 江崎義巳 15

理事退任のあいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・前経理部長 高原義勝 15

理事退任のあいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・前広報部長 日置善雄 15

理事退任のあいさつ・・・・・・・・・・・・・・前在宅療養部長 小松直之 16

理事退任のあいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・前理事 関口かおる16

地域の中で活躍するために・・・・・・・・・・・・・・中信地区 上條弘明 17

臼田地区健康と福祉のつどいに参加しました・・・・・・東信地区 小山錬太郎19

上田市医師会との意見交換会に出席して・・・・・・・・東信地区 深井守代 19

上田市医師会在宅医療講演会についてのご報告・・・・・東信地区 大野 朗 19

ペインフォーラムに参加して・・・・・・・・・・・・・中信地区 京㠀絵美 20

― 祝 塩澤好三元会長 旭日双光章受章! ―

塩澤好三先生叙勲に寄せて・・・・・・・・・・・・・・・・会長 安田政寛 23

祝 叙勲 塩澤好三先生・・・・・・・・・・・・・・・・・顧問 池田良一 23

塩澤先生叙勲のお祝い・・・・・・・・・・・・・・・・・・顧問 今村和久 24

― 新しい仲間 ―

入会あいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・北信地区 竹村みのり26

入会あいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・東信地区 戸谷勇希 26

入会あいさつ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・中信地区 百瀬弘樹 26

― 地区だより ―

北信地区・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・地区担当理事 横矢直之 27

東信地区・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・地区担当理事 新井孝士 27

中信地区・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・地区担当理事 吉澤孔明 28

諏訪地区・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・地区担当理事 小野強次 28

上伊那地区・・・・・・・・・・・・・・・・・・・地区担当理事 有賀大祐 29

 

飯伊地区・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・地区担当理事 西尾稔樹 29

令和元年度定時会員総会を終えて

 会長 安田政寛

 

本年5月26日、長野市のホテルメトロポリタン長野に於いて令和元年度定時会員総会を開催する事が出来ました。開催地区である北信鍼灸師会の役員を始め多くの方々の努力のお陰を持ちまして、無事盛会に総会を執り行う事が出来ました。特に今年度は各地から多くの会員が参加され、活発な質疑応答や多くの意見が寄せられ大変素晴らしい総会になり、その模様を医療タイムスにも掲載していただきました。

令和元年の最初に飛び込んで来た話題が、本会塩澤好三顧問の叙勲の話でした。大窪副会長、今村頌平理事の協力もあり、受章できました。佳日、無事に皇居にて「旭日双光章」の栄誉とお言葉を今上天皇から賜れたとお聞きしました。本会にとって大変誇らしい出来事でした。

また今回の定時会員総会を機に役員を降りられた岡島、林、江崎、高原、塩澤、日置、関口、小松前役員の方々、長きに亘り本会会員の為に多くの犠牲を払い会務に尽くしていただきました。言葉に尽くせないほどに皆様方とは一緒に会務を執行し、艱難や喜びを共に過ごした事を思い出します。本会を代表して感謝申し上げます。今後も会員として会を支えてください。宜しくお願い致します。

 本年の5月より元号は令和になり、日本だけでなく世界中で激動の年になる予感がします。米中や米イランの対立、日韓対立等我々を取り巻く環境の変化は否応なしに生活の中に影響を及ぼしてきます。本会を取り巻く環境も昨年来の療養費の受療委任化に伴い多くの産みの苦しみを過ごしています。正しい療養費への組み込みは、社会的な責任と共に社会に於いての確実な地位の確保です。そこには不正は許されません、従来の社会福祉的な要素を持つ位置付けは無くなりました。今後少しずつ変わって来ると思いますが業界が一丸となりこの位置付けを守らなければなりません。そうすれば今後大きな成果が得られることと思います。

 (公社)日本鍼灸師会のトップが変わり、小川卓良氏が会長に就任しました。会の方向性や在り方が大きく変わります。私も支える業務執行理事として新体制の中、新たに始まるラーニングに依る研修制度の企画運営をサポートしています。これからは何時でも何処でも、研修の為に東京や大阪など遠くに出掛けて行かなくても自宅で学べる研修制度を企画運営します。しかも会員は無料です。そのためには少し面倒でもパソコンのアドレスを取得しましょう。当会には今回強力なIT部長や若手の理事達がサポートをしてくれます。まだチャレンジしてない方、頑張りましょう。今年から来年にかけて国際的なスポーツ競技が日本で開催されます。日本鍼灸師会では2020東京オリ・パラ担当委員長として私と今村頌平当会理事が委員として頑張っています。様々な行事が開催され日本国中が沸き返ると思います。皆さんも何処かで必ずイベントに参加してください。楽しい一体感が味わえます、是非共ご協力を。日本鍼灸師会を陰で支えているのが当針灸師会です。日本鍼灸師会の役員として、業務執行理事に安田、青年委員長に風間理事、東京オリ・パラ委員、危機管理委員に今村頌平理事、地域ケア推進委員に上條理事、広報普及IT委員に工藤理事、選挙管理委員に小野理事と6名が全国の会員の為、活躍しています。日本鍼灸師会の大きな牽引力になっています。応援をお願いします。

長野県針灸師会はフィジカルアセスメント講習やスポーツ鍼灸研修、危機管理講習等全国の模範的な針灸師会です。県外へ出られるときは長野県針灸師会会員である事に誇りを持ってください。全国の鍼灸師が熱く語ってくれます。

 

令和になり様々に長野県針灸師会は変わりました。役員が若返り活気に満ちています。会長、副会長で年齢を引き上げていて申し訳ありません。事務局も長野市に移り、以前にも増して活発に活動してくれています。今後も会員の皆様の協力が無ければ何事も先に進みません。ご協力の程、宜しくお願いいたします。

 

令和を迎え

副会長 大窪隆人

 

 安田会長のもと、副会長を今期も務めさせていただくことになりました。入会から40年を迎え、役員も昭和・平成・令和と30数年、最古参といえる年になってしまいました。よろしくお願い致します。

本会も一般社団法人に移行し早6年が過ぎました。当初予定の公益目的支出計画も変更し、令和7年3月まで延長ということで変更手続きも済ませました。変更時の混乱、誤解など様々な問題もあり会員の皆様にはご迷惑をおかけしました。また事務所移転の際には、役員の不手際により関係者の皆様には不快な思いをさせてしまいました。重ねてお詫び申し上げます。漸く落ち着いた運営ができるようになってきたことをご報告させていただきます。

 さて、一昨年のG球団の某投手の一件で鍼灸業界からの強い抗議を受けた報道機関が、鍼灸の施術を度々取り上げ、そのすばらしさを広く伝えました。今までに無い踏み込んだ内容と連続放送がされ、鍼灸施術の良さが広く伝わり患者数が飛躍的に伸びるか?と期待していました。しかし、いつの間にかこの話題も消え去っていったように思います。巷では鍼灸施術が素晴らしい施術だとは認識していてもなかなか受診率が伸びない現状を歯がゆく感じます。

本会も会長を先頭に、2020年東京オリンピック・パラリンピックを絶好のチャンスと捉えて「スポーツの華々しさや楽しさを演出するキーマンに鍼灸師を」との思いからフィジカルアセスメント講習会、スポーツボランティア鍼灸施術、危機管理講習等の交流会を通し、医療業界との連携を深め、鍼灸師のあり方を定義してきました。信頼できる鍼灸師として社会に貢献し、社会的地位の確立ができるよう会員の大切な資産を投資してきました。決して無駄なことをしてきたつもりはありません。今後も会員の資質向上、地位向上、社会貢献をはかれるようにしていくことが法人としての役目と考えています。皆さんのご協力により大きく成長していきましょう。

最後になりますが、今年の春の叙勲で塩澤好三顧問が『旭日双光章』を受章されました。那須野次則名誉会員以来7年ぶりとなります。氏は高校2年生の時に父上が亡くなられ、父上の遺志を継ぎこの業界に入られました。叔父である故塩澤幸吉先生指導のもと長野県針灸師会発展のために昼夜を厭わず、陰に日向に支えられて来られました。今ある本会の基盤を作られてきた方と言っても過言ではありません。私も多くのことをご指導いただきました。心から「おめでとうございました。」とお祝いを申し上げたいと思います。

 

鍼灸施術は、鍼一本、ひと摘みの艾で多くの病気に効果のある素晴らしい施術です。この素晴らしい施術法を多くの人に知らしめ、明るい未来の為に貢献していきましょう。よろしくお願いいたします。

 

ご挨拶

 副会長 有賀大祐

 

この度、副会長を拝命いたしました上伊那地区の有賀大祐です。若輩のため大変微力ではございますが、本会会員の皆様方のため、県民・国民のために尽力させていただく所存です。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 さて、昨今の鍼灸師人口は増加傾向にありますが、それに対し公益社団法人日本鍼灸師会をはじめ、全国各地の鍼灸師会の会員が減少傾向にあることはご存知の事かもしれません。会員減少で会の力量が低下することは容易に想像できますため、各会においては会員数増加の施策に注力してはみても、状況はなかなか改善していないように見受けられます。

 「会」というものは、目的を同じくした人たちが集まる組織という認識でおりますが、現代の会員の感覚の多様化は、仮に職域団体であっても必ずしも目的が同じでない人たちも集まっていると言えるのかもしれません。ただ針灸師会は会員が全て鍼灸師という専門家団体であり、また鍼灸術を活用する人たちの集まりであることは疑いようがありません。その中で会員のメリットやデメリットといった話題が先行する中、入退会が繰り返され会員数が不安定となっているといったところでしょうか。

 ところで我々鍼灸師は、なぜこの業を選択したのでしょうか。それぞれ事情はあるにしても、少なくとも鍼灸師を選択した以上、世でお困りの方を「お救いしたい」という考えはおそらく共通しているのではないでしょうか。そこで老若男女問わず、人をお救いするにはそれなりの術は当然必要であり、その術の習得が、日頃我々が研鑽し続ける理由であろうかと思います。研鑽し術を習得した時、今度はお困りの方との接点が必要になります。接点が少なければせっかく習得した術も残念ながら活用する機会が少なくなりますため、この接点を生み出すには広義で「営業」が必要になろうかと思います。ただ鍼灸師は、これが不得手であるとよく言われます。

 結局のところ一般的に我々鍼灸師は、研鑽し術を習得し、数多くの接点を持ちお救いしたいという思いは共通に感じられます。会員の皆様方が会に所属する目的は様々かもしれませんが、針灸師会は「研鑽」と「接点」を会員の皆様方に提供していくことが重要な役割の一つなのではないかと思うのです。

 そしてまた同時に、同じ業を選択した鍼灸師としての会員相互の繋がりも大切なのではないかと思うのです。「孤高な鍼灸師」も大変素晴らしいとは思いますが、鍼灸師同士交流する中で、お互いの気づきや感性といったようなものの共有は、人を相手にする鍼灸師にとっては大変ありがたく貴重なことのような気がいたします。気づいたらお互いに成長を助け合っている何気ない集まりも、会としての一つの重要な役割だと思っております。

 

 2018年6月18日に世界保健機関(WHO)は国際疾病分類の第11版(ICD-11)を発表し、初めて伝統医学の分類が導入されました。またNHK・民放各TV局等で鍼灸の話題をお茶の間に届けていただく機会が増えて参りました。こういった風潮は、ひとえに多くの関係者のご尽力の賜物であると誠に感謝するところであります。徐々にではありますが、再び少しずつ普及し始めようとしている伝統的且つより良い鍼灸を社会に提供するために、また、より信頼される鍼灸師として幅広く社会貢献できるために、「研鑽」と「接点」、「集まり」を会員の皆様方にご提供できますよう、役員の皆様方と協力して努めてまいりたいと思います。重ね重ねではありますが、会員の皆様のご理解とご協力を何卒宜しくお願い申し上げます。

 

理事就任挨拶と会務報告

総務部長 工藤恒

 

元号がかわり令和最初の定時会員総会に於いて役員改選に伴い、今年度も理事(任期2年)に就任し安田会長より総務部長を任命されました工藤 恒と申します。

総務部は各部の所管に属さず各部・地区の事業依頼書(企画書)・予算書と事業報告書・決算書を執行理事より管理を依頼され、年度末に取り纏めて監事の監査を受け内閣府(電子版)・法務局への事業報告を行っており、他に会議の運営・資料の作成等を行っております。

副部長には前期より継続して新井孝士理事(総務部全体の補佐)、新理事となりました加藤傑理事(会議の記録・長針通報担当)、同じく新理事の西尾稔樹理事(総務部全体の補佐)、部員として小池篤志会員を迎え大窪隆人業務執行理事管理部門担当(副会長)のもと、各部と連携し正副会長を支えながら4人で会員の皆さんのお役に立てる様、頑張ってまいりますので宜しくお願い致します。また風間祐二IT部長には理事会等の議事録速記をして頂くことになりました。会員の皆さんのご理解とご協力をお願い申しあげて就任の挨拶とさせていただきます。

 

【会務報告】

2018年 

12月23日(日) 事務所引越し 松本市 斉藤元監事宅から現事務所へ

2019

1月20日(日) 平成30年度新年理事会開催 松本市「王滝会館」

3月21日(祝) 平成31年度企画会議 長野市 事務所

4月27日(土) 平成30年度監査会 松本市「ホテルモンターニュ」

4月28日(日) 平成30年度最終理事会 松本市「王滝会館」

5月25日(土) 平成30年度総会前理事会 

長野市「ホテルメトロポリタン長野」

1)平成30年度収支決算報告・決算報告審議、承認

2)平成30年度監査報告

3)令和元年度事業計画案、予算案審議 承認

4)総会準備

 

5月26日(日) 令和元年度 定時会員総会       

長野市「ホテルメトロポリタン長野」  

議事

・第1号議案 平成30年度会務事業報告

・第2号議案 平成30年度決算報告

・第3号議案 平成30年度会務会計監査報告

・第4号議案 役員改選

  理事に16名、監事に2名が立候補及び推薦がされた。

  定員内の為、選挙は行われず挙手多数により選任された。

  理事 安田政寛、大窪隆人、有賀大祐、山﨑米昭、井出勇次、工藤 恒、風間祐二、小野強次、

上條弘明、横矢直之、新井孝士、唐澤冨美子、今村頌平、西尾稔樹、加藤 傑、吉澤孔明

監事 岡島靖典、塩澤康一

・第5号議案 選挙管理員会改選

  執行部任命により熊谷賢一、大木島さやか、赤津剛、大村陽次が選任された。

・第6号議案 令和元年度事業計画案審議 承認される。

・第7号議案 令和元年度会計予算案審議 承認される。

 

5月28日(日) 長野県はりきゅう推進連盟総会 長野市「ホテルメトロポリタン長野」

・第1号議案 平成30年度会務事業報告

・第2号議案 平成30年度決算報告

・第3号議案 平成30年度会務会計監査報告

・第4号議案 役員改選の件

  正副委員長の改選が行われ、委員長 安田政寛 

副委員長 大窪隆人・有賀大祐に決定

 ・第5号議案 令和元年度事業計画案審議 承認

・第6号議案 令和元年度会計予算案審議 承認

 

 

5月28日(日) 令和元年度第1回理事会 長野市「ホテルメトロポリタン長野」

・各部・地区担当理事の役割分担引継ぎ。今後の事業予定と確認がなされた。

①新役員(敬称略)

新理事の互選により代表理事(会長)に安田政寛が選出され、会長より以下の者が各担当者に役割分担された。

業務執行理事(副会長) 管理部門担当(総務、経理、保険、組織、厚生共済、IT

大窪隆人 

業務執行理事(副会長) 事業部門担当(学術、広報普及、在宅療養、青年専門領域)

有賀大祐 

 理事 

総務部長 工藤恒  

経理部長・事務局長 唐澤冨美子(総務副部長兼務)

学術部長 今村頌平(危機管理委員長兼務)

保険部長 山崎米昭

組織部長 横矢直之(経理部副部長兼務)

広報普及部長・在宅療養部長 上條弘明

IT部長 風間祐二

厚生共済部長 小野強次

青年部長 新井孝士(学術副部長・IT副部長兼務)

スポーツ部会長・専門領域 井出勇次

総務部副部長 西尾稔樹

総務部副部長・青年部副部長 加藤傑

広報普及副部長 吉澤孔明

監事 

岡島靖典塩澤康一 

地区担当理事

北信 横矢直之東信 新井孝士中信 吉澤孔明諏訪 小野強次上伊那 有賀大祐

飯伊 西尾稔樹

委員会 

危機管理委員会(厚生共済部)委員長 今村頌平 

フィジカルアセスメント講習認定制度実施委員会(学術部)委員長 今村頌平

評議員

北 信 西條雅貴、赤津剛石坂智毅酒井奈津子

東 信 大村陽次岩船真吾清野和幸

中 信 安藤典夫臼井智治京㠀絵美 

諏 訪 八木陽一郎藤森英里奈

上伊那 大木島さや香、斉藤真希

飯 伊 木下明美熊谷賢一

選挙管理委員会 

委員長 大村陽次

 

 委員 赤津剛、大木島さや香、熊谷賢一

経理部・事務局より

経理部長・事務局長 唐澤冨美子

 

 今年度より、経理部長を務めさせていただく北信地区の唐澤冨美子です。事務局長・組織部副部長を兼任いたします。どうぞよろしくお願い申し上げます。

 年間経理部長を務められた高原前理事より引き継ぎました。要所要所で教えていただきながら、経理の専門用語と数字とお金と仲良くなります。経理部副部長に安田会長、横矢理事に就いていただき大変心強いです。

事務所は、JR今井駅から徒歩分の所にあります。北信鍼灸師会の事務所でもあります。生前に本会理事も務められた故小山進先生の治療院で、階の道場は、1988年の長野冬季オリンピックの『鍼灸ボランティア会場』となったところです。大先輩の皆様方の21年前の写真も展示してあります。治療院の屋根の一部がピラミッドになっていて、ピラミッドパワーでエネルギッシュな場所です。今年の月から、保険審査会の会場でもあります。近くにお越しの際は、探検にお立ち寄りください。 

 

 

保険部より

保険部長 山﨑米昭

 

 今年度もお世話になります。昨年度から療養費の受領委任契約が始まりバタバタした一年でした。保険者に様々な受付があり、会員の皆様には混乱しかないと感じている方々も多々おられると思います。そもそも受領委任契約のメリットの一つに申請の統一化がありますが現在は宙に浮いている状態です。保険者の中には簡素化を目指している所もあれば、所定を通す保険者もいます。今後もしばらくは対応が様々になるかと思いますが、慣れれば大丈夫かと思います。何か不明な点があれば保険部までお問合せいただければ幸いです。また、同意書の取扱についても誤解を生じている所があるかと思いますが集団指導も医師会・針灸師会双方に行うかと思います。そうすれば徐々に浸透していくと信じております。

 

 今しばらくのご不便をおかけしますが、よろしくお願い申し上げます。

 

組織部より

組織部長 横矢直之

 

組織部を担当して期目となりました。どうぞよろしくお願いいたします。

 この会報にも色々と載せていただきました。さて今回は

 

無人の山中で木が倒れた、音はするのか?・・・

 答えは否

 音波は発生する、が聴くものがいなければ音は無い

 

 どういうことなのかというと、力説しても聴く者受ける者により、それはただの音波になるということです。

 また音に限らず、文章にも当てはまり、どんなに素晴らしく正しい情報であっても、それに関しての知識・興味が無いと理解(知覚)できない、音波であり文字に過ぎないのです。

 患者さんとのやり取りも気を付けなければ、この現象が起きてしまいます。

 

改めて「初心、忘れるべからず」にて取り組んで参ります。

 

広報普及部より

広報普及部長 上條弘明

 

 平素より広報普及事業へのご協力、感謝申し上げます。今年度より広報部と普及部が一緒になり広報普及部となりました。今までIT部長でしたが、広報普及部長になりました。よろしくお願いいたします。

 さて、栞『鍼灸のすすめ』の販売につきましては、1部30円となります。私までご連絡ください。なお送料につきましては従来通り県師会負担とさせていただきます。患者様への配布等にご活用いただければと思います。

 

啓蒙普及活動としての講演会・健康講座・健康祭りなどにも幅広く無料でご活用いただけます。その際は各地区担当理事を経由してお申しつけください。

 

なお、普及事業で着用・使用する、スクラブ・ビブス、その他備品が必要な際には、各地区担当理事経由で貸出します。地区担当理事にお伝えください。

 

普及事業の一環である、各地マラソン大会等のスポーツケアボランティアに多数のご参加、更なるご研鑽をいただき、スポーツケア部門をはじめとして幅広い分野での鍼灸の普及に、尚一層のご理解・ご協力の程、よろしくお願い申し上げます。

 

厚生共済部より

厚生共済部長 小野強次

 

引き続き、厚生共済部長を務めさせていただきます。

 冠婚葬祭時の電報や献花の手配、共済保険・国民年金基金への加入推進を行っていきますので、会員皆様のご協力をお願いします。

 

  平成31

    弔電

    15日 日本鍼灸師会会長仲野弥和様のご母堂様ご逝去

         (17日告別式家族葬)弔電

    21日 飯伊地区 日置善雄会員のご母堂様ご逝去

         (25日葬儀告別式)弔電

    24日 信州医療福祉専門学校校長加藤征様ご逝去

         (日葬儀告別式)弔電

    18日 長野県針灸師会元副会長元事務局長宮本龍浩様ご逝去

         (23日葬儀告別式)弔電 生花

    月 日 北信地区 赤塚剛会員のご母堂様ご逝去

         (日告別式家族葬)弔電

    

お見舞い(連盟より)

 

    28日 参議院議員吉田博美様 病気見舞い電報

 

危機管理委員会より

危機管理委員長 今村頌平

 

平素より会務へのお力添えを賜りお礼申し上げます。

引き続き危機管理委員長を仰せつかりました。医療関係者の皆様、会員の皆様よりご指導を賜りたく存じます。宜しくお願いいたします。

本会危機管理委員会として、(公社)日本鍼灸師会危機管理委員会の指導の下、国際医療技術財団(JIMTEF)、厚生労働省DMATとも連携して活動をしております。平時の活動としては、自治体や医療関係者との情報共有、災害支援鍼灸師の育成事業、日本災害医学会での発表、JIMTEF災害医療研修へのファシリテーターと会員の派遣を行なっております。上田市、松本市では9月の防災訓練に合わせて、自治体と医療関係者のご指導の下で医療救護所訓練に参加し鍼灸ケアと応急処置、搬送の訓練を行なっております。

昨年7月の西日本豪雨では、本県からも岡山県、広島県に会員が派遣され避難所において被災者へ肩こり、腰痛、不眠、食欲不振などへの鍼灸ケア、深部静脈血栓症予防と生活不活発病の予防を目的とした運動指導を行いました。

 

2019年9月まで仮設避難所への支援活動は継続されておりますので、支援活動にご協力いただける会員の方は本会危機管理委員会に支援活動参加の旨をお伝えください。本年度も宜しくお願いいたします。

 

青年部長を拝命して

青年部長 新井孝士

 

この度、令和元年度定時会員総会の後で行われた第回理事会に於いて青年部長を拝命いたしました新井孝士です。風間祐二前青年部長には大変お世話になりました。風間理事には長年青年部の先頭に立ち部員をお導き頂きまして感謝申し上げます。

偉大な諸先輩方が築き上げた青年部を壊さぬよう加藤傑青年部副部長はじめ各地区より選出された名の青年部役員とともに益々青年部を活性化させる所存です。

 

青年部長として全身全霊務めさせていただきますのでご指導ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。

 

IT部長就任のあいさつ

IT部長 風間祐二

 

今年度よりIT部長に任命されました風間祐二です。

 

3期にわたる青年部長の経験を活かしIT部に新たな風を吹かせ、近年問題となっている経費削減と理事間での意思疎通の改善などITだからこそできる改革を行っていきたいと思います。その改革において、やはり必要なのは会員一人ひとりの個の協力と努力です。みなさんの協力があって、はじめて改革が成しえます。理事のことが嫌いな人、好きでない人、気に入らないと思っている方もいるかもしれません。会の為、地域社会と患者さんのためにご協力をいただければ幸いです。

 

新理事就任のあいさつ

学術部長 今村頌平

 

 令和元年度定時会員総会において理事に選任され、学術部長を拝命いたしました今村頌平です。前部長の井出勇次理事、前副部長の関口かおる会員、前部員の小松直之会員には本会学術活動と(公社)日本鍼灸師会臨床研修会において大変お世話になりました。井出勇次理事に於かれましては8期16年にわたり部長として本会の学術活動にご尽力をいただきました。心よりお礼申し上げます。安全基準鍼灸院制度・専門領域・スポーツ研修・フィジカルアセスメント講習・信大医学部講習会と、全国の都道府県師会から手本とされる事業の企画、運営に多大なご尽力をいただきました。また日本鍼灸師会の学術委員として鍼灸臨床研修会の講師や全国大会の講師と座長、一般口演発表者への指導にもご尽力をいただきました。諸先輩方が築き上げた伝統ある学術活動を引き継ぎ、新井孝士副部長と共に尽力させていく所存です。

 学術部は、医療連携、安全な鍼灸技術の確立、鍼灸技術の継承(ゴッドハンドの継承)、地区研修事業、近隣県の学術部との連携にも力を入れてまいります。鍼灸医療のエビデンス構築と症例検討については、県臨床鍼灸学会と協力してまいります。

 

部員として引き続き関口かおる会員、新たに石坂智毅会員、井出文枝会員に加わっていただき、学術部として精一杯努めさせていただきますので、ご指導ご鞭撻のほどを宜しくお願いいたします。

 

新理事就任のあいさつ

青年部副部長 加藤傑

 

 令和元年度(一社)長野県針灸師会定時会員総会におきまして、この度、新理事に就任いたしました加藤傑です。長野県針灸師会がより盛り上がっていくよう各理事の皆様や、各地区の会員の皆様との交流を持ち、又協力して活動できることを懇望し尽力いたします。

 

ご指導・ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

 

新理事就任のあいさつ

広報普及部副部長・中信地区担当理事 吉澤孔明

 

 5月26日に行われた令和元年度定時会員総会におきまして理事に選任されました吉澤孔明です。中信地区担当理事と広報普及部の副部長を任命されました。

 

県全体の事業はもちろんですが長野県の真ん中、中信地区から針灸師会を盛り上げていければと考えております。現在まで針灸師会が在り、鍼灸が業として行われているのは、偏に今まで活躍してこられた先輩方のご尽力に尽きると考えております。そういった活躍をこれからの鍼灸師や多くの市民、医療、介護、福祉の現場へ伝え、鍼灸界のさらなる飛躍に繋げていけますよう邁進してまいりますので、これからも変わらぬご指導、ご鞭撻の程、宜しくお願い致します。

 

選挙管理委員長就任のあいさつ

選挙管理委員長 大村陽次

 この度、ひょんなことから選挙管理委員長になりました大村です。

 

本格的な活動は年半後ということですので、それまでにどんなことを行っていけばいいのかしっかりと理解して会員の皆様にご迷惑をかけることなく、任期が終了するまで務めてまいりたいと思いますのでよろしくお願いいたします。

 

理事を退職して

 

監事 岡島靖典

 

 開業して直ぐ入会し、今年で早40年を数えます。そして何時の頃からか本師会の役員として理事の末席を汚してまいりました。ここ年間は業務執行理事、副会長、日本鍼灸師会代議員として皆さんにお世話になってまいりましたが、先日の26日の定時会員総会に於いて任期満了により無事理事を退職する事になりました。任期中大事なく過ごせたのも理事や監事の皆様方、また何より会員の皆様方のお陰です。本当にありがとうございました。

 さて、理事、特に副会長職は大変忙しく県保険鍼灸マッサージ師会の事前審査会審査員であったこともあって、通算すると年間の内か月程は長野市へ通っていました。その他、毎年東京で行われる代議員総会や連盟総会への出席。県庁担当部局への新年挨拶。各県持ち回りで行われる中部ブロック会議への出席。ほぼ毎月行われる総務会への出席(審査会の折)各種理事会出席などなど細かな事柄は書ききれませんが本当に大変な最後の年間でした。それでも日鍼会の業務執行理事までされている安田会長の比ではありませんが

会員の皆さんに是非知っておいてほしい事があります。理事、役員は本当に大変だという事です。その中でも特に三役は大変です。自分の仕事は全て後回しにして本会のために働いています。休日はもちろんですが平日も本会の為に自分の施術院を休んで職務を行っています。それも全て針灸師会の会員の皆さんの為にです。何年も会の仕事で休診をしてきた為に悲しいかな、来院患者数の減少、それに伴いかなりな減収。勿論あちらこちらに出ていけば出費も嵩む訳です。歴代の三役や理事の方々も皆さんそうだったと思います。そうやって師会を支えています。鍼灸の施術を多くの人に理解して貰いたい、会員の収入を少しでも上げたいと頑張ってやればやるほど我々の収入は下がっていくのです。仕方がないとはいえ悲しい現実です。何とも変な愚痴になってしまい申し訳ありません。でも知っておいてほしい現実なのです。それでも執行部は頑張って本会を前に進めていかなければなりません。期目を引き受けられた安田会長や大窪副会長には本当に頭が下がります。私にはこれ以上お引き受け出来ませんでしたので立候補せず退職させて頂きました。特に安田会長に於かれましては心臓に爆弾を抱えられておられるのでくれぐれもご自愛してほしいと思います。大窪副会長も日々の激務で身体を壊さない様に気を付けて執行してください。

ですが、針灸師会は役員だけで動かしているわけではありません。そんな事は到底出来る事でもありません。会員の皆様一人一人のご協力が無ければ師会は一歩も動かないのです。会員の皆様には理事、三役の仕事にもっとご理解を頂き、全てを人任せにせず会員一人ひとりが出来る努力をして頂きたいと思います。その努力とは本会が企画する事業には都合をつけて参加して頂く事です。各種講習会や講演会、各種ボランティア活動、そこには必ず発見があり、そして人脈が広がります。多くの仲間と出会い、話をし、議論をぶつけ合う。そしてこれからの鍼灸師像を想像してみてください。

私が入会した頃(40年前)は、若い会員の活動が非常に盛んでした。私が入会する前にはまだ青年部という組織自体が無く、そうした組織を針灸師会の中に作ってほしいとその時の師会執行部に進言して青年部を作り上げたのは明日を夢見る青年会員達でした。そして初代青年部長がこの春、旭日双光章を叙勲された塩澤好三顧問です。そして池田良一、今村和久、星野行男各顧問らがその青年部の核を担っていらっしゃいました。この錚々たるメンバーが率いる青年部です。素晴らしい勉強会が開催されていた事は皆さんの想像を遥かに超えると思います。そして私もその機会を逃さず勉強させて貰いました。今でもその時に得た学習する習慣で多くを学び、それを生かして日々の施術に当たっています。

最後に、これから先30年、40年、50年と目指す若き鍼灸師の皆さん!鍼灸の将来に大志を抱いて学んでください。先ずは、学ぶ習慣をつけてください。多くの知識で信用を付け、多くの患者様を診て下さい。学ぶことは決して無駄ではありません。そうすれば鍼灸師の未来は明るいのです。いつまでも他人に頼っていては駄目です。私たちのバトンを繋ぐのは貴方達若き鍼灸師の皆さんです。期待しています。

 

副会長として大変お世話になりました。今年度より監事の職で、もう年間だけお世話になります。

 

新しく監事となりました

監事 塩澤康一

 

 この度、飯伊の岡島先生と共に監事を務めさせていただくことになりました、上伊那の塩澤康一と申します。未熟ながら精一杯がんばります。どうぞ宜しくお願いします。

先日、産経のネットニュースに「DNA婚活 伴侶捜しは遺伝子相性で!?」という見出しの記事がありました。自分と異なる遺伝子🧬を持つ異性に対して、「魅力的」とか「良いにおい」と嗅覚で感じる“本能”が人間にはあるそうです。それを婚活サービスに導入した結婚相談所が紹介されていました。遺伝子的に異なる相手ほど相性が良いと判断されます。「遺伝子的相性60%」とか「96%」とか言うわけです。より違ったものの組み合わせにより、新たな可能性を生み出していくと言うことなのでしょうか。神様の仕組まれたシステムと言いますか、本当に良く出来てるなぁ、と感じます。記事の最後には「独身時代にこんな検査があったら試してみたい気もするが…。今さら、配偶者との相性は調べない方が幸せ!?」と括られています。今の時代の結婚は「ここまで来たのか」と思いましたが、そんな最先端の科学と共に、五千年とも言われる歴史を持つ鍼灸・東洋医学も混在することができるワクワクする時代です。

 

これまでは、普及部の副部長としてお世話になりました。大して何も出来ませんでしたが、今後とも、東洋医学のすばらしさを微力ながら伝え、健康と幸せに貢献して参りたいと思います。どうぞ宜しくお願いいたします。

 

監事退任のあいさつ

前監事 林敏雄

 

令和元年5月26日の定時会員総会にて、監事を退任することになりました。

 昭和59年4月に当会に入会。その時は丸山忠会長の時でした。塩澤好三会長の時、初めて理事になり、広報を4期。池田良一、今村和久両会長の時、副会長を2期ずつ、安田政寛会長の時、監事を3期、役員としては11期22年勤めました。この間、皆様方のご協力ありがとうございました。役員の内、いつのまにか最長老になっていました。8月には古希を迎えます。

 皆様方の今後の活躍と当会の益々の発展を祈りつつ、老兵は静かに去っていきます。本当に長い間お世話になりました。

 

 

 

監事退任のあいさつ

前監事 江崎義巳

 

この度、監事の役職を退任させていただくことになりました。生来引っ込み思案で内向型の私ですので、50歳半ばを迎えそろそろ地で生活したくなりました。

鍼灸界でも世間でも「活性化を図る」「良さをアピールする」「皆で協力して賑やかに」等々を謳いますが、内気でのんびり暮したい者にはこれがけっこう辛い。それらに賛同して行動しないと協調性が無いと非難されますから

日々淡々と生活できることに喜びを感じられるなら、それを理解してくれる僅かな人と、静かな居場所があればそれでいい。そう切に感じるようになりました。

 

在任中は大変いろいろとお世話になりありがとうございました。心から御礼申し上げます。

 

理事退任のあいさつ

前経理部長 高原義勝

 

盛夏の候、会員のみなさにおかれましては、ますます御健勝のこととお慶び申し上げます。平素は(一社)長野県針灸師会の会務にご協力いただき、厚く御礼申し上げます。

さて、過日開催されました定時会員総会にて12年間務めさせていただいた理事の役職を退任させていただくことになりました。在任中は、誠心誠意、理事としての責務を務めさせていただいたつもりではありますが、一身上の都合で、退任させていただくことをお許しください。会員の皆様には、何かとご迷惑やご不便をおかけしたことも多々あると思います。この場を借りて、深くお詫び申し上げますとともに、ご協力いただいたことに感謝申し上げます。

今後は、理事の皆さんも大幅に若返りをしましたので、一会員として微力ながら会務には協力させていただきたいと思いますのでどうかよろしくお願いいたします。

 

役員、会員の皆様のご繁栄・ご多幸をお祈り申し上げつつ、退任のご挨拶とさせていただきます。12年間、本当にありがとうございました。

 

理事退任のあいさつ

理事退任のあいさつ

前広報部長・飯伊地区担当理事 日置善雄

振り返れば、本会の広報部長、飯伊地区担当理事として年間務めさせていただきました。広報部長として回の会報の発行に携わってまいりました。

これまでに私は、この様な会報の校正・編集については、何も経験がなかったものですから、前任の岡島前副会長の指導のもとから教えて頂きながら、どうにか会報を毎年回(月と月)発行してまいりました。

 その節は会員の皆様には原稿依頼をお願いし、多くの原稿を提出して頂きまして感謝しております。また、原稿がすべて揃わないと次の工程に進む事が出来ずヤキモキしながら各地区担当理事や個々の会員の皆様方にも督促を何度もしたことが思い起こされます。

続いて原稿が全部揃い校正、編集作業においては、私もはじめのうちは要領も得ない為思うように作業が進まず時間ばかりが過ぎてしまい、会報編集に携わってくれたメンバーの岡島、関口かおる、木下明美の各会員には誠にご迷惑をおかけしてしまい申し訳なく思っておりました。私もその時には苦悩の日々を過ごし何度も挫けそうになりましたが、メンバーのご協力によりどうにか会報が完成した時には本当に嬉しかった事が思い起こされます。

 今後は広報部長も代わりましたので県内外に向けて、長野県針灸師会の活動や情報を沢山発信して頂き、会員やその他の団体や関係機関に広く我々の活動を知っていただける手段としてより一層活用されることを期待しております。

 

 最後に本会のますますの発展と躍進を祈念し退任の挨拶とします。

 

理事退任のあいさつ

前在宅療養部長 小松直之

 

 

このたび2年間にわたりまして務めさせていただいた在宅療養部長を退任することとなりました。未熟な点や至らぬ点が多々ありましたことをお詫びするとともに、支えていただいた会員や理事の皆様に感謝申し上げます。はりきゅう在宅療養の分野はこれからさらに需要の高まっていくものと予想されます。医療や介護の多職種との連携を深めながら長野県針灸師会の在宅療養が一段と発展していくことを祈り、ご挨拶とさせていただきます。

 

理事退任のあいさつ

前学術部副部長・広報部副部長 関口かおる

 

2013年より学術部副部長そして広報部副部長として務めさせていただきましたが、昨年度いっぱいで理事を退任させていただくことになりました。もともと、昨年の出産後より中々会務に従事できなくなってしまい、今後もどこまで職務に従事できるかわからなかったため、今回退任させていただくことを決意した所存です。その節は、学術部長であった井出理事と広報部長であった日置前理事をはじめ部員の方々などに多大なるご迷惑をおかけいたしましたこと心よりお詫び申し上げます。それとともに、無理しなくてよいなど、温かいお言葉をかけていただいたこと、本当に感謝しております。

学術部では主に事務仕事をさせていただき、信大講習会やそのほかの講演会などの運営や流れを学ばせていただきました。また、広報部では編集に携わらせていただき、すべての原稿文の校正や写真の配置、編集の仕方を学ばせていただきました。まあお恥ずかしい話ですが、両部ともに立派な部長様方がいらっしゃったので、私はただただ指示されるがままに些細なお手伝いしかできませんでしたが。しかし一会員では経験できないことに携わることができました。ありがとうございました。

今後は学術部の一部員として微力ながら会員の皆様のお力になれるよう頑張っていきたいと思いますので、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 

地域の中で活躍するために ~医療連携研修会に参加して~

中信地区 上條弘明

 

研修会概要

平成31年1月19日に松本市医師会館で行われた。

・松本市医師会長 杉山敦先生 「地域包括ケアと在宅医療・多職種の連携」

・日本鍼灸師会地域ケア推進委員長 松浦正人さん 

「鍼灸師と介護保険 地域包括ケアシステム・機能訓練」

・東京都鍼灸師会長 高田常雄さん 

「地域で鍼灸師が活躍するために」

 

講演要旨

私なりにまとめてみます。3時間の講演でしたが、紙面の関係でだいぶ端折っています。

杉山敦先生 「医療・介護に携わる者が力を出し合って、地域包括ケアを行いましょう」

 少子化超高齢化社会に対応するために、現在の病床は急性期が50%以上を占めているが、30%程度に抑え回復期・慢性期を増やし在宅療養を増やしていく計画になっています。在宅医療とは生活の場に医療者が訪問して提供される医療。キュアをめざす病院医療とケアを目指す在宅医療があるが、別々のゴールを見ているわけではないので病院と診療所が総力を挙げて超高齢社会の医療に取り組んでいきます。多職種が連携していく必要があります。看取るだけが在宅医療ではなく住み慣れた場所でできるだけ良い生活を行ってもらうためでもあります。

鍼灸は代替医療の中の伝統医療に分類されると思います。統合医療の方向性はQOLの向上を目指し、患者一人一人に焦点をあてた患者中心の医療であり、人間を包括的に診る全人的な医療であり、良質な最期を迎えるための医療でありますが、まさしく地域包括ケアの求めることだと思います。ぜひ、一緒の方向を向いて活動していきましょう。鍼灸師は体を触ることが多いと思いますので、褥瘡の兆候を見つけていただくとありがたいです。

鍼灸師には線維筋痛症を見つけていただきたい。対応が難しいので、一緒にやっていきたいと思います。線維筋痛症は原因不明の全身の疼痛を主症状とする慢性的な痛みを示します。「全身の広範な慢性的な痛み」と「特定の部位の圧痛」はほぼ全例に見られます。随伴症状は様々なものがあり、身体症状では疲労・こわばり・乾燥症状・腹部症状・便通異常・身体の冷感などが見られます。神経症状では、頭痛・頭重感・しびれ・めまいなど。精神症状には睡眠障害、不安感、抑うつ、焦燥感、集中力低下などが見られます。疲労感を有する患者が多いです。局所の治療だけでは治せないものです。鍼灸師の皆様がしっかりとお話を聞くことで見つけることができると思います。

療養費を使う時には鍼灸は慢性期の症状をみると思います。医師との併給ができないので、患者さんには選んで頂くことになります。平成30年10月から同意書が変わりました。再同意は6か月に1回、施術報告書を添えることとなりました。往療の必要性ですが、医療機関に通院できている人が鍼灸院には通えないということにはならないと思います。在宅医療を受けている方でどうしても通院できないという方には必要になるかと思います。疲労回復や慰安を目的としたものや疾病予防は、保険を使えません。必要以外のものを無理やり保険の対象とはしないでください。

地域包括ケアを行うにあたって、医療・介護に携わる者が力を出し合って、超高齢化社会に向かっていきたいと思います。力を合わせていきましょう。

・松浦さん 「生活を支える鍼灸、チームで患者を支える」

 社会・医療をとりまく環境が変わってきている。社会の構成は働き手から高齢者が主になってきている。医療者が中心の医療だったのが、在宅で患者中心の医療に変わっている。治す治療だけでなく生活を支える医療も必要になってきた。それに伴い個人医療だったのがチーム医療となり地域包括ケアシステムが取り入れられてきている。鍼灸も治す鍼灸だけでなく、生活を支える鍼灸が必要になってきている。鍼灸師も機能訓練指導員になれるようになった。利用者が日常生活を営むのに必要な心身機能を改善し、減退を予防するための訓練を行っていく者である。生活機能全般を向上させ、社会参加を促すことが目的であり、疾病の改善が目的ではない。利用者の生活を支える上でチームの連携が必要。地域での各種会議に参加したり、毎月の報告をしている。

・高田さん 「ボランティア活動で鍼灸を広める」「病気は医療、老年症候群は鍼灸」

 介護保険制度は平成12年から始まった。平成30年に改正があり、高齢者の自立支援と要介護状態の重度化防止、地域共生社会の実現を図るとともに、制度の持続可能性を確保しつつ、サービスを必要とする人に必要なサービスを提供すること、が目標とされている。昭和50年代以前は自宅で亡くなる方の方が病院で亡くなる方よりも多かったが、現在では病院でなくなる方が増えてきている。しかし、高齢化が進み施設や病院の能力を超えるようになってきており、「住まい方」が考えられるようになってきている。自宅にできる限り住むということが国の考え方であり、高齢者にとっても望まれる方が多い。そのために、医療・介護・生活支援など地域を包括したサービスを整備する必要がある。鍼灸師は予防介護予防運動指導員 医療鍼、灸の施術 介護バイタルチェック、機能訓練指導 生活支援安否確認 住まい-在宅生活でのアドバイスなど、できることは多い。地域の中で役割を持ち、活躍して欲しい。できることを知ってもらうためにもボランティア活動などで地域に出ていこう。顔の見える関係を作り、呼んでもらえる人になっていこう。

 高齢者が介護状態に陥る原因として病気が50%を占めるが、老年症候群も50%である。病気に関しては鍼灸師だけで抱え込まず、医師にお願いするように連携をとって欲しい。老年症候群の特徴としては明確な疾病ではない(年のせいとされる)、症状が致命的でない(生活上の不具合とされる)、日常生活への障害は初期には小さい(本人にも自覚がない)ということがあげられる。これらは鍼灸の得意とするところであるので、そこで活躍をしていこう!

 

研修を受けて これからやっていきたいこと

 「連携が大事、毎月の報告と各種会議への参加」

 

 一人の高齢者をみる時に色んな視点が必要となります。住居・医療・介護・福祉用具など。その方に必要とされるチームが結成されます。鍼灸を施術するだけでは、お風呂に入れてあげることもできませんし、トイレに行くこともさせてあげられません。その場合は介護の方の手が必要となります。ただ、介護の方にリハビリのやり方を教えてあげることはできます。鍼灸を受ける時に運動の指導をすることもできます。それをやったおかげで、何かができるようになっていただきQOLが上がるのであれば素晴らしいことだと思います。「自分はここまでできるけど、あとはお願いします」という連携が必要だと思います。私たち鍼灸師に何ができるのかを考えることも大事だと思いますし、それを伝えていくことも必要だと思います。医療保険を使うためには医師へのヶ月毎の報告が必要ですが、ヶ月の間にも何かが起こることはよくあります。定期的に(毎月)というか状態が変わる度に、それらの情報を共有していかないといけないと思います。私が行っていくのみならず、中信鍼灸師会の会員へはそれらが行えるように指導していきたいと思います。

 

臼田地区健康と福祉のつどいに参加しました

東信地区 小山錬太郎

 

 『出会い、ふれあい、支えあい』をテーマに毎年11日におこなわれる臼田地区福祉と健康のつどいに参加しました。毎年40を越えるグループ・団体が参加し健康を考えるイベントです。内容は、子供から成人までの生活習慣病予防の教室や講座、血糖検査、超音波による骨検査、看護師による健康相談、午後には講演などとても大規模なイベントとなっています。

東信針灸師会では鍼灸体験・ツボ指導をおこなっていて、毎年80100人くらいの方が鍼灸体験をしてくれています。実行委員会の方の話によるとトップクラスの人気のようです。「毎年楽しみにしているよ」とおっしゃっていただく方も多く本当に嬉しいことです。このような活動は鍼灸の啓蒙活動が目的だと思いますので欲を言えば近くの鍼灸院に通っていただければと思うのですが、なかなか上手くはいかないなと個人的に感じています。

 

以前参加した勉強会で、ある鍼灸学校がおこなったアンケートでは『定期的に鍼灸治療を受けていますか?』という質問にたいして、受けているという回答が5%を切ったという結果が出たようです。統計学的にいうと5%未満は「ないもの」と考えても良い数字のようで、鍼灸界は正念場を迎えています!という話をお聞きしました。その後、美容鍼やスポーツ鍼灸などが出てきて鍼灸のイメージも随分と変わってきてはいますが、今後鍼灸治療というものがこの世の中でどのような役割を担えるのかをしっかり考えながらこのようなイベント活動に参加できればと思っています。

 

上田市医師会との意見交換会に出席して

東信地区 深井守代

 

去る19日、上田市ホテル祥園にて上田市医師会との意見交換会が行われ出席させていただきました。上田市医師会の方からは当初より人数が少なく、池田会長と橋本先生のみの出席で、針灸師会の方では大窪副会長、工藤理事、大野、岩船、野口の各会員と深井の人が出席しました。

ざっくばらんな世間話から、長野県の中の上田市の医師の現状など、興味深い話を聞くことができました。また、大窪副会長がお灸を持参してくださり、お灸の良さや効果などをお話ししました。ちょうどこの頃、NHKの番組で鍼灸のことが取り上げられていたころだったので、医師の方たちも鍼灸には興味をもたれているようでした。

この様なくつろいだ場で出される意見には本音などもみられると思うので、そういった意見は真摯に受け止め、私自身も医療関係の情報も気を付けて見て勉強していないといけないなと思いました。まだまだ未熟者ですが、少しでも医師の方たちとの連携もとれる鍼灸師になれるよう努力していきたいと思います。

 

 

 

上田市医師会在宅医療講演会に参加して

東信地区 大野朗

 

平成3113日(水)に上田市健康プラザにおいて、長野市医師会会長の宮澤政彦先生による「在宅医療 ~長野市医師会の取り組みと課題~」と題した講演会が開かれました。上田市を中心に医師、歯科医師、薬剤師、保健師、介護、福祉の関係者、行政、鍼灸師など100名以上が集まり、これからの在宅医療の問題について知見を深め、考えるきっかけになりました。東信針灸師会からは大窪、工藤、百瀬の各会員と、大野の4人が参加しました。

長野県は日本一の長寿県であり、医療費は全国で低い方から番目、平均入院日数は全国最短となっています。高齢化率は平成30年に全国が28%に対し、長野県は30%を超え、2035年には36%を超える推計になっています。県内では医療崩壊という状況に陥ってはいないものの、超高齢化社会と財政困難に伴い従来の医療体制は限界に近づいており、今後どう体制を維持・確保していくのかが課題となっています。今後、医療は高度・先進医療を主体とする急性期総合病院とかかりつけ医(診療所)による訪問診療との2極化が進むと想定されています。ここ十年の入院日数の減少や訪問診療・訪問看護の医療費は右肩上がりであることからも、病院から在宅(施設)への医療に転換していくと思われています。

介護保険制度が始まるまでは医療と福祉は独立した分野でしたが、現在では医療と介護の連携が強く求められ、長野市が発端で医師とケアマネの間で連絡ツール(FAXによる連携票)を作り、医療と福祉の垣根を無くし在宅医療を推進されました。今では県内だけでなく他県でも利用され連携の手本となっているそうです。

現在日本では割以上が病院で最期を迎えています。ヨーロッパ諸国では、割が自宅やナーシングホームで最期を迎えています。治る見込みのない病気になった時、どこで最期を迎えたいかという内閣府の意識調査では約割が自宅を希望し割弱が医療施設を希望しています。大きな病院を退院後、どこで医療の提供を受けたいかという調査でも割が自宅を希望しています。今後多くの有病高齢者が自宅や施設のなかで介護を受けながら療養することが増えるであろうと予想されています。

在宅医療の充実・支援、地域包括ケアの構築のため、長野市では医療、介護、多職種との連携が以下のように実践さているそうです。

急性期総合病院からの退院支援(総合病院と診療所、介護事業者、地域包括支援センターとの連携)

日常の療養支援(多職種による患者・家族を支えるサービス、医療提供、緩和ケアなど)

在宅療養者の急変の対応(かかりつけ医が診られないときの代替医師への速やかな情報伝達)

看取り(住み慣れた場所での看取り)

 

上小地区(上田市、東御市、小県郡)の人口10万人あたりの医師の数は約154人(全県216人)、看護師の数は約811人(全県969人)と県内平均と比べても大幅に人員が不足しています。今年の月の上田医師会との交流会のなかで、医師は多忙により訪問診療が困難であり、鍼灸師にその一端を担ってもらいたいと言っていただいたことがありました。現状の医療だけでは今後の在宅医療を担うにはマンパワー不足が確実であるため、昨年から機能訓練指導員に鍼灸師も組み込まれました。上記の地域包括ケアのなかに鍼灸師の居場所は今のところ少ないのが実情だと思いますが、今後ますます鍼灸師に求められる役割があるように思いましたが、その実現にはより一層の医師、介護関係者との連携、研鑽を積むことが必要であると感じました。

 

信州ペインフォーラムに参加して

中信地区 京㠀絵美

 

令和元年5月31日、松本、ホテル ブエナビスタにて【信州ペインフォーラム】が開催された。講演の1つが半月板損傷についてであったことから麻酔科の医師だけでなく整形外科の医師も多く参加されていた。

 まず一つ目の講演は岡山大学病院整形外科の古松毅之氏より、半月板損傷について診察から治療まで丁寧に紹介いただいた。古松先生は膝関節外科、スポーツ整形外科を専門分野とされており、こと半月板損傷については日々情熱を傾けておられるそうで、ゴルフのバンパーすらも半月板の形に見立ててショットするというお話も交え会場の笑いを誘った。

 半月板とは、膝関節にかかる垂直圧を張力に変換させることで関節への負担を減らすものであり、コラーゲンの繊維で出来ている。半月板は内側と外側の2つがあり、どちらも内後方にズレ易くこのズレが3mm以上ズレると痛みが発生する。なお4mm以上のズレで通常の10倍の圧がかかるという。半月板は内側半月板の後根が断裂し易く、半月板損傷の内1030%はこの内側半月板後根断裂(MMPRT)である。MMPRTは、変形性膝関節症との見分けがつきにくくMRIでも割は判らないそうだ。しかしヶ月の短期間で壊死・骨髄腫など重症化し易いという厄介さがあり、正確かつ迅速な診断が求められる疾患であると言える。

 診断基準だが、膝の後内側に突然ピキッと来る痛みが出た場合は割がMMPRTである。また「キリンの首」と古松先生が命名した画像所見もある。大きくこの点でMMPRTと診断する。ピキッと来る痛みは5060代の女性に多く、坂を下りるなど段差のある個所での発生が割となる。これは膝関節には軽度屈曲で体重がかかるとその重さは体重の倍にもなるためである。この痛みは段差だけでなく膝を軽度屈曲で体重をかけるエクササイズなども危険である。後根断裂後、半月板は1日で.02mmずつ逸脱していく。このズレが3mmに及ぶと前述の通り痛みを発するのでヶ月以内の治療が必要である。

 治療についてはその後の患者の生活を考え、古松先生は半月板を切除ではなく修復を主軸とし、切れて内後方へとズレてしまった半月板を糸で引き出し固定する方法を用いる。糸の種類や半月板への糸の結び付け方などは試行錯誤を重ねた結果、実際に手術する医師の得意な方法で行うことが最も成功率が高いそうである。他にも骨に糸を通すための穴を穿孔する箇所についての紹介もあった。

 古松先生の講演は全体を通して丁寧で解り易くかつ半月板に対する情熱を感じられる内容だったため、手術をする立場ではないにも関わらず、ふんふん、と夢中になって聞き入った。

 次の講演では、福島県立医科大学 整形外科の矢吹省司氏より、そもそも痛みとは何なのか、ということを講義していただいた。

 痛みは、「ビリビリと痺れる=侵害受容性」「ジンジンする=炎症」「チクチク痛む=神経障害性」の3つに分類される。また、「痛み」とは、「痛い」という感覚とそれを不快に思う感情のことを指す。この不快に思う感情により「もう繰り返さない」という思考に至るのである。これは体を守る本能である。また痛みは、脳で感じるものであるため画像からは判断出来ないことも多々ある。なお、急性の痛みは警告であり慢性の痛みは体の異常を知らせるものである。

慢性疼痛では人に人が腰痛と最多であり、そのうち脊椎疾患が50%、ヘルニアが%を占める。痛みを抑制することで近年注目されているホルモン・マイオカインは骨格筋から分泌される。そのため運動療法が慢性疼痛に良いとされる。ただし、避難所生活などの場合、運動療法で身体機能は上がるがQOLの向上にはあまり効果がないとの報告もある。前述のように、痛みとは脳で感じるものであるため、いくら体が痛みを感じていても脳がそれを痛いと認識しなければ「痛み」とはならないのである。そのためには考え方や価値観を変えるなど、心の持ち方を変えることも重要である。

講演の最後に矢吹先生は「これだけは今日必ず覚えて帰って欲しい」と前置きしてから、先生のいらっしゃる福島県の日本酒が「全国新酒鑑評会」にて、金賞受章数が7年連続日本一であることを紹介され、これも会場内の笑いを誘った。

 

 講演後は別室に用意された料理を囲んでの交流会があった。私が午前中務めている河野外科医院の院長で、2017年のペインフォーラムの座長を務めた麻酔科医、河野直子氏の紹介の元、交流会にも参加した。立食形式なので思い思いのテーブルにて乾杯した。今回の座長を務めていた信大整形外科准教授の高橋淳氏や南松イオンのつかはらペインクリニックの院長塚原嘉子氏と名刺交換をし、河野外科医院における鍼灸師の立場や評判、医療現場における鍼灸師の存在の有益性をお話した。とは言えお酒もある席なのであまり肩肘張った話ではなく最近行った旅行の報告や世間話なども多く、気楽な社交場、という雰囲気であった。私個人としては矢吹先生にお勧めの日本酒の銘柄をお聞きしたかったが、残念ながら矢吹先生は交流会には参加されていなかったため、自分で《呑み比べるしかない》ようである。

 

― 祝 塩澤好三元会長 旭日双光章受章! ―

 

塩澤好三元会長が令和元年春の叙勲で保健衛生功労にて旭日双光章を受章されました。誠におめでとうございます。多くの新聞社やテレビにも取り上げられましたので、報告いたします。また、会長と顧問よりお祝いの言葉を述べさせていただきます。

 

 

医療タイムス

市民タイムス

塩澤好三先生叙勲に寄せて

会長 安田政寛

 

 塩澤好三先生、旭日双光章受章おめでとうございます。令和元年の最初の国の事業で、今上天皇に於いて最初の拝謁に臨まれた塩澤先生は、大変な幸運の持ち主と言う他ないと思います。先生の受章は先生や御家族のみならず、長野県針灸師会にとっても大変ありがたい受章です。これからも鍼灸師の励みと目標になります。

 先生は長野県針灸師会に長年尽力され、過去には長野県知事表彰、厚生労働大臣表彰等多数の受賞をされています。初代の長野県針灸師会青年部長を皮切りに理事、専務理事、副会長と務められ平成9年からは第7代長野県針灸師会会長として平成17年まで会を指導、牽引していただき、長野県針灸師会の名が大いに全国に轟いたものでした。

 特に、はり師きゅう師免許が厚生大臣委託の都道府県知事免許だった頃に東洋療法研修試験財団が創設され、それまでの都道府県知事免許から厚生大臣免許へ切り替えの時期はまさに先生が長野県のトップに立ち大変御苦労された事を思い出します。

 また長野冬季オリンピックの時も全国に先駆け、今日ある「スポーツ鍼灸トレーナー制度」の初のモデルとなる「スポーツ鍼灸師」の認定制度を塩澤先生始め池田良一先生、今村和久先生、星野行雄先生、今は亡き小山進先生達でアメリカのNATAの制度をモデルに、鍼灸をスポーツの世界へ導入して「新しい鍼灸師像を世界で初めて提示」して実践活用したことは、特筆しても足りませんし、全国にもっと知っていただきたい事業だったと思います。長野県針灸師会の誇りでもあります。実際、我々鍼灸師が介入して活躍したトップアスリートが沢山いて、カナダのコーチを始めオランダ・ロシアの選手は足繁く選手村前治療所(現:小山治療院)へ通い、多くの実績を上げられました。昨年の平昌冬季オリンピックで活躍された金メダリストの小平奈緒選手が、オランダに渡り2年間師事したコーチは、なんと長野冬季オリンピックの時に治療所へ通い(特に小山進先生にコンディショニングサポートしてもらい)無名でいきなり1000m、1500mで金メダルを獲得したマリアンヌ・ティメル選手でした。何か物凄い因縁を感じ、先生を始め先達が行動した新しきチャレンジが、世界を動かしたなとつくづく感じました。

 先生との出会いは、私の師匠にあたる小田原の金子宗明先生から「長野には塩澤好三先生がいるので、長野で開業するなら挨拶に行くように」と勧められました。それからかれこれ30数年経ち、先生が専務理事の頃より会長を退かれるまで、また顧問に就任されてからも指導、鞭撻していただいています。先生の考え方や行動指針は今でも私の教科書です。いつまでも長野県針灸師会のみならず、日本鍼灸師会の指針として指導、鞭撻いただくようお願いいたします。

 

重ねておめでとうございます。

 

祝 叙勲 塩澤好三先生

元専務理事 池田良一

 

旭日双光章受章誠におめでとうございます。

理事・副会長・会長時代いかに塩澤先生が会務にご苦労され、1971年当時会員55人の貧困師会が、今日のようになれましたのも先生のお陰と感謝しております。

半世紀も前になりますが、先生は私より大阪明治針灸専門学校の1年先輩で、針灸師会も1970年に1年早く入会されておりました。当時は中高年の会で、若手の入会は10年ぶりと大歓迎され75年二人ともフットワークを買われてか雑用係理事、73人の貧困会、理事役員会の宿泊費・交通費は自腹、開業間もない私にとって仕事時間は取られるは、お金は出るはと心で泣いていたのを察してか、松本の会議では先生の所に宿泊するように勧めて下さり、大いに助かったことを思い出されます。歴代会長の中で、一番苦労なさったのは塩澤先生と言っても過言でありません。

77年塩澤幸吉会長が逝去され丸山忠代行となり、当時飯田・長野間は高速道路未開通で県中央の塩澤先生は代行の代行、丸山会長時も同じく代行をされ、79年念願の会員100人超え80年本会30周年挙行。

85年専務理事就任。

89年県知事免許から厚生大臣免許に移行目的の、東洋療法研修試験財団が認可。厚生大臣指定講習会準備の為より多忙になる。

91年4月21日40周年記念式典、なんと1週間後28日に須野次則新会長の元で厚生大臣指定講習会開講、11月同講習会終了。同年6月長野冬季五輪決定、鍼灸師が五輪のボランティア治療に参加できないかとスポーツ鍼灸養成講座を開催(スポーツ鍼灸は長野県が発祥)。

97年、塩澤好三会長就任(不肖私が専務理事として微力ながらお手伝いをさせていただきましたので肩書を元専務理事と書きました)

 98年長野冬季五輪が開催され、長野市今井地区選手村直近の故小山進会員治療室で念願のボランティア治療を行う。カナダの選手を始め各国選手役員ボランティアの方々等大勢押しかけ鍼灸師も各県から手伝いに駆けつけてくれた。(右写真)閉会日の打ち上げパーティーでは、メダリスト選手を交えて、塩澤先生の流暢な英語でのスピーチには今でも昨日の事のように思い出されます。

 同年、介護支援専門員(ケアマネ)制度に鍼灸マ師も受験対象になり、受験希望者の講習会を開催、方々から参考資料を取り寄せ第1回試験で14人が合格。20年に支援事業所も認可される。

 私的な面では、この忙しい中松本駅前開発で治療室の移転で塩澤ビルを建てられた(左写真)ことも含め、まだまだ書き足りませんが、紙面の関係もあり、厚生大臣指定講習会・長野冬季五輪ボランティア鍼灸・ケアマネと当師会で最も多忙な89年から10年間、大活躍された塩澤好三先生に感謝申し上げ今回の受章誠におめでとうございますと〆させて戴きます。

 

塩澤先生叙勲のお祝い ~塩澤先生の今までの歩み~

顧問  今村和久

 

塩澤先生がこの度、旭日双光章受章されたこと、誠におめでとうございます。

 この栄誉は先生の今まで長年の針灸師会へのご貢献と県民への社会活動が高く評価された結果だと思います。40年以上身近で活動を共にし、先生の鍼灸への熱い熱意と誠意ある行動にいつも教えられておりました。大変、うれしく思います。

 塩澤先生が長野県針灸師会に入会されたのが昭和45年で、私が入会したのが昭和51年でした。私は昭和44年に明治鍼灸柔道整復専門学校に入学して、塩澤先生の奥様が昼の鍼灸科に在籍されておりました。塩澤先生と年齢はほぼ同年でしたが、数年明治の先輩でした。松本へ帰郷してからは、その頃発足したばかりの長野県針灸師会青年部でともに活動させていただきました。そのころの青年部は、那須野次則、塩澤好三、池田良一、星野行男、前島茂、原幸夫、丸山武彦先生など若くて活動的な青年鍼灸師たちが揃っていました。塩澤先生は当時、青年部長でした。当時の青年部は長野県針灸師会の活動に色々な研究会や啓蒙活動を提案していましたが、会の反応が少なく、本会とは別に単独で学術講習会や見学会を開催したりしておりました。その頃の青年部はある種、本会へのいい面の反抗勢力のような存在でした。当時の本会役員達にとってみれば目の上のたんこぶみたいなものでした。その当時の青年部の面々がその後、それぞれ長野県針灸師会の主要役員となって会を牽引していくのですから、時の流れは不思議ですね。

 特に思い出すのは、昭和52年に松本美ヶ原温泉で開催された日本鍼灸師会青年部全国集会です。全国から約120名の青年鍼灸師が集まり、夜通し語り明かしたことです。その頃、中国の鍼麻酔ニュースをきっかけに起きた鍼灸ブームで全国に青年鍼灸師が爆発的に増加しておりました。その中でも活動的な青年鍼灸師が全国大会などで鍼灸の未来について、熱く語り合っていました。その大会の実行委員長は塩澤先生でした。この全国大会はその後も毎年開催されています。この全国の青年部の役員の中からその後の日本鍼灸師会の役員が多数、輩出されていきました。この頃からの全国の青年鍼灸師たちのつながりが今でも生きております。

 昭和53年に神戸市六甲山で開催された青年部全国大会で、鍼灸ブームの当時、各病院で続々と鍼灸が取り入られるようになり、「果たして鍼灸は生き残っても開業鍼灸師はこのままで生き残れるのか?」という日産玉川病院の代田文彦医師(代田文誌先生のご子息)の指摘で、鍼灸師として診断能力の向上の必要性を痛感させられた我々でした。その目的で、診断学のための神経内科の研修の講師派遣を長野県青年部として信州大学第三内科に塩澤先生が頼むことになりました。最初は相手にもされなかったそうですが、何度も訪れるうちに先生の熱意で、講師を3年に渡って年6~7回派遣して頂きました。その研修が今も我々の基礎知識として生きております。

 その他に思い出されるのは平成3年当時、専務理事であった塩澤先生が事務局長として開催された厚生大臣指定講習会です。はり師きゅう師免許が都道府県知事免許から厚生大臣免許への法改正に伴う指定講習会です。約100時間以上の医学研修が義務付けられ、長野県では針灸師会、鍼灸マッサージ師会、全国病院理学療法協会(全病理)、など関係5団体が共に同じ会場で受講するのが原則でした。しかし、長野県では3会場に分け、針灸師会と全病理が信州大学会場の1会場で開催、他団体が別の2会場での開催となりました。この講習会開催までの調整に、口では言えないほど、塩澤先生が大変にご苦労されました。それでも、最初の開会式は松本市民会館(現:松本市民芸術館)に県内約1000名の参加者が集う開会式となり、大成功でした。

 その他、平成10年当時長野県針灸師会会長の塩澤先生のもとで行われた、長野オリンピック医療ボランティア活動です。先生は総責任者として、長野市選手村前、白馬会場、軽井沢会場の3会場および県内鍼灸師宅で県内外の鍼灸師100名を動員してオリンピック選手、役員など関係者に鍼灸医療ボランティアを実施しました。鍼灸ケアを受けた総数は約400名でした。実施までは長野県スポーツ鍼灸師制度を立ち上げ345時間の講習が行われました。ボランティア終了後の選手を交えた打ち上げ会では、塩澤先生が英語であいさつをして喝采を浴びました。

 また、介護分野で平成10年に行われたケアマネージャー試験に本会員から14名の合格者を輩出したことをきっかけに、長野県針灸師会が居宅介護支援事業所を10か所開設しました。この、県への申請など働きかけは塩澤先生が会長として行いました。

 また、鍼灸の保険取り扱いに長野県針灸マッサージ師会と共に事前審査会を作り責任者として長年、運営に当たられました。この2団体の協力関係の基礎を築いていただきました。

 以上、思いつくまま塩澤先生の足跡を辿らせていただきました。先生の会へのご貢献は多大なものがあります。また、長年のお付き合いの中から先生の暖かいお人柄、秘められた鍼灸への熱い思いなど深く感ずるものがあります。先生のこの度の叙勲は、青年鍼灸師時代よりの仲間として、大変うれしく思います。

 

 おめでとうございます。いつまでもお体をご自愛の上、変わらぬ会へのご指導をお願い致します。

 

ー新しい仲間ー

入会あいさつ

北信地区 竹村みのり

 

 この度、入会させて頂きました竹村みのりと申します。2017月に信州医療福祉専門学校(現・信州スポーツ医療福祉専門学校)を卒業し、同校付属臨床施設光和はりきゅう院に勤めさせていただき年目となりました。あっという間の年間でしたが、患者様と関われることの楽しさを感じ、臨床の難しさを痛感する毎日です。一人でも多くの患者様に笑顔になっていただき「はりきゅうを受けてよかった」と思ってもらえることを目標に日々臨床に立たせて頂いております。その為にも多くの知識技術を身に付けていけるよう日々精進して頑張っていきたいです。

 

 まだまだ未熟者ですので、会員の皆様にはご迷惑をおかけすることもあるかと思いますが、ご指導の程よろしくお願い致します。

 

入会あいさつ

東信地区 戸谷勇希

 

本年度から入会しました戸谷勇希と申します。学校卒業後、本会の工藤理事が院長をされている「ふるさとの鍼灸院」にて研修をさせていただき、その縁で何回か鍼灸師会の講習会やボランティアにも参加させていただいておりました。その度に皆様の鍼灸に対する熱意と技を見て感銘を受け、患者様に満足していただけるような治療をするためにもう一歩踏み出せればと思い、今回入会する事を決めました。

 

経験の浅さ故に皆様に何かとお世話になる場面も多いかと思いますが、行事には積極的に参加していけたらと思っていますので、その際はご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い致します。

 

入会あいさつ

中信地区 百瀬弘樹

 

はじめまして。この度、長野県針灸師会に入会させて頂きました百瀬弘樹と申します。中信地区の松本市で「ももせ鍼灸接骨院」を開業しております。

 私は、明治東洋医学院専門学校してから、東京都品川区にある鍼灸院で約4年研修させて頂きました。研修中には内科的疾患から逆子など様々な症状の患者様を診させて頂き、充実した研修期間を送ることができました。開業した現在も、鍼灸治療をベースに臨床にあたっております。

 

 まだまだ未熟者ではありますが、患者様ひとりひとりとの会話を大切にしながら、地域の方に信頼されるよう全力を尽くしていく所存です。これからのご指導、ご鞭撻の程よろしくお願い致します。

 

ー地区だよりー

北信地区

北信地区担当理事 横矢直之

 

【活動報告】

2018

12 1) 

青年部&北信コラボ企画 『経営セミナー』

北信忘年会                  

12 3) 北信たよりNo.5 発行

 

2019年 

26) 保険講習会   講師 (一社長野県針灸師会 山崎保険部長  

 1 長野市医師会『多職種連携のつどい』

23) 役員会 総会打ち合わせ     

14) 通常総会

  4) 北信たよりNo.発行

 

【活動予定】

26 一社長野県針灸師会 定時会員総会 当番地区運営協力

月~月中   新入会員歓迎会

月       長野市医師会懇談会

 

 随時       北信たより発行

 

東信地区

東信地区担当理事 新井孝士

 

【活動報告】

2018

12月  若手勉強会 東信針灸師会忘年会  

          講師: いわふね灸療堂 岩船真吾 先生

2019年 

26 佐久医師会研修会、新年会兼懇親会

         講師:佐久総合病院 地域ケア科  小松裕和先生

11日(祝) 臼田地区健康と福祉の集い『はりきゅう体験コーナー』 

19日(火) 上田市医師会との意見交換会上田市寿久庵

月 日(日) 長野県臨床鍼灸学会研修会松本市

月 日(月) 地区監査会 佐久市

月 日(土) 東信針灸師会拡大役員会佐久創錬センター

13日(水) 上田市医師会在宅医療講演会参加

月 日(日) 2019年度東信針灸師会通常総会、懇親会(佐久平交流センター)

23日(日) 長野県臨床鍼灸学会 後援(佐久ホテル一萬里)

 


 

【活動予定】

月  若手勉強会 講師大窪隆人先生 上田市

          「頸部の原因疾患についての治療法と鑑別」

14日(土) スポーツケア事前講習会(佐久市)

14日(土) 拡大役員会 佐久市

 

1013日(日) 上田古戦場ハーフマラソン・ケアボランティア(上田市)

 

中信地区

中信地区担当理事 吉澤孔明

 

【活動報告】

2019

 1月19日(土) 地域支援鍼灸師養成講座 第1弾 医療連携研修会 於:松本市医師会館

 2月 9日(土) 痛みのマネジメントを考える会 参加

 3月 3日(日) 長野県臨床鍼灸学会 第27回研修会 於:信州大学医学部第1講義室

 4月 7日(日) 中信鍼灸師会通常総会 於:王滝会館 

 5月30日(木) シリーズ養生 自律神経 講師 安藤典夫先生 於:なんなん広場

 5月31日(金) 信州ペインフォーラム 参加 於:ホテル ブエナビスタ

 

【活動予定】

 6月15日(土) テーピング講習会 講師 三沢茂明先生、渡邊智子先生 於:王滝会館

 6月20日(木) シリーズ養生 鍼灸月報を読む 講師 吉澤孔明先生 於:なんなん広場

 8月22日(木) シリーズ養生 内容未定 於:なんなん広場

 8月24日(土) 医療連携講座 報告書の書き方 講師:清水洋二先生 堀込雅彦先生

 9月 1日(日) 松本市医療救護訓練 

 9月29日(日) 松本市健康フェスティバル 

10月 5日(土) 松本マラソン 前日研修会

 

10月 6日(日) 第3回松本マラソン

 

諏訪地区

諏訪地区担当理事 小野強次

 

【活動報告】

2018

12月 2日(日) 国枝光明会員退会 感謝状・記念品贈呈

2019年 

2月 8日(金) 新年会及び理事会報告 茅野市 すし松富士

 3月21日(木) 林秀樹会員退会 感謝状・記念品贈呈

 4月14日(日) 諏訪地区総会 諏訪上伊那合同保険講習会 岡谷イルフプラザ

 6月 2日(日) そば打ち体験及び理事会報告 諏訪市 高山製粉

 

 

【活動予定】

 8月25日(日) 第41回健康づくりのつどい 茅野市市民館

 

11月       忘年会及び理事会報告

 

上伊那地区

上伊那地区担当理事 有賀大祐

 

【活動報告】

2019年 

 14 保険講習会諏訪地区合同) 於:イルフプラザ岡谷市

 28 地区通常総会 於:割烹だるま(伊那市)

 

【活動予定】

 18) フィジカルアセスメント講習会 於:長野県看護大学駒ケ根市

 831) 上伊那地区研修会 兼 暑気払い 於:宮田村

 29) 回信州駒ケ根ハーフマラソン 於:駒ケ根市

1012) 上伊那教育研究会小中学校教員分科会講演 於伊那市   

112324 上伊那地区「秋の研修会」

公社日本鍼灸師会全国大会参加  於:浜松市 

2020年 

月  新年会

 

月下旬     地区役員監査会

 

飯伊地区

飯伊地区担当理事 西尾稔樹

 

【活動報告】

2019年 

 1月 5日(土) 宮下一郎後援会新年会 於:後援事務所

 1月12日(土) 三師会合同新年会

(飯田医師会、歯科医師会、薬剤師会) 於:シルクプラザ

1月13日(日) 飯伊鍼灸師会新年会 於:ATAGO

1月19日(土) 飯伊地区柔道整復師会新年会 於:ビーラクスマツカワ

1月30日(水) (出前講座)親子スキンタッチ教室 於:育良保育園

2月12日(火) (出前講座)親子スキンタッチ教室  於:鼎公民館 0歳児学級

2月17日(日) 月例研究会「男性不妊について」 講師:飯塚大賀先生 

   於:伊賀良公民館

3月10日(日) 年度末役員会監査会 於:飯田勤労者福祉センター

3月12日(火) 南信州在宅医療・介護連携推進協議会 於:飯田市役所

3月14日(木) (出前講座)親子スキンタッチ教室 於:飯田市保険センター

4月14日(日) 飯伊鍼灸師会通常総会 飯田勤労者福祉センター

 6月 9日(日) 上級救命講習会(飯伊地区月例会) 飯田消防署

【活動予定】

8月末~9月中 飯田医師会との親睦会

11月 3日(日)スキンタッチ講師養成講座

12月中     特別講演会

    講師 原政博先生 飯田医師会地域包括ケア推進特命理事

 2月中    スポーツコンディショニングケア講座 

講師 有賀大祐先生

 

編集後記

会報131号をお届けいたします。

今年度より広報普及部長になりました。今までやったことがない作業でしたので、原稿集めや編集作業に時間がかかりお届けするのに時間がかかってしまいました。先人達は大変な作業をしていたのだと、つくづく実感いたしました。

塩澤先生の叙勲記事を読んで、その時代の人達は若い頃からパワフルだったのだとも実感いたしました。負けないように頑張っていきたいと思います。塩澤先生は会に出てきていただけなくなってきておりますが、ご指導・ご鞭撻をよろしくお願いいたします。

 

広報普及部長 上條弘明